よくある質問 - miniVNA

最終更新日:2019年8月16日


ご購入・お支払いについて    サポートについて    使用環境について    機能について

エラー・トラブルシューティング

ご購入・お支払い

どこで買えるのか?

Yahooショッピングに出品しておりますが、本サイトでもご購入できます。法人様の場合、請求書払いも承ります。大学・研究機関様での業者登録にも対応いたします。

見積書が欲しい

発行可能です。お申しつけください。

納期は?

手元に在庫がある場合、ご用命後(ご入金後)から2日程度で発送いたします。ただし、お支払い方法として代金引換をご希望の場合、発送まで最大一週間程度のお日にちをいただく場合があります。

海外商品ゆえに、海外からの発送とお捉えの方もいらっしゃいますが、miniVNAは人気商品のため、基本的に手元に在庫をおくようにしております。

仕事での使用だが、取り急ぎ、立て替え払いで購入したい。社宛の領収書は発行してもらえるのか?

発行可能です。購入時にお申しつけください。

支払い条件は?

法人様の場合、支払い期限は納入翌月末でお願いしておりますが、ご相談ください。

販売実績について

具体的名称は差し控えさせていただきますが、研究機関・大学の研究室(商社様経由含む)、WiFiやRF IDを手掛けている企業のR&D部門、製造工程に高周波設備を有しているメーカー、RFエンジニア、アマチュア無線家などです。

他で販売されているものに比べ高価だが

他でも"miniVNA"と称する商品が販売されていることは存じていますが、製品ケースにメーカーのロゴが確認できないものは模造品と思われます。これ以上のことは当ショップでも存じません。当ショップで販売するものはminiRadioSolutions社製の純正品です。

サポート

ソフトウェアはどこで入手できるのか?また、価格は?

製品としてのminiVNAはハードのみです。ソフトウェアはフリーウェアの"vna/J"を使用するのが一般的です。vna/Jは当ショップにて日本語化いたしました。開発者のサイトからダウンロードできます。また、Android端末用として"BlueVNA"がございます。

マニュアルは?

vna/Jのマニュアルについては当ショップにて日本語に翻訳いたしました。ご自由にダウンロードできます。

購入後のサポートについて

vna/J、BlueVNAの使用方法については、お問合せいただければ、できる範囲でお答えいたします。

miniVNAハードについては、当ショップとしては初期不良対応のみとなります。以降の有償のサポートプログラムのようなものは設けておりません。

過大入力による入力部の焼損は日本国内でも発生事例があります。メーカー返送による修理となります。雷がなっているような状況でのアンテナ測定は避けてください。長いケーブルを接続される場合、ケーブルの帯電にもご注意ください。また、アクティブデバイスの周波数特性の測定に際しては、アッテネータで信号を減衰させる等の措置を講じてください。

故障した場合には総販売元(ドイツWiMo社)経由でメーカー返送・修理となります。返送はお客様にお願いすることになりますが、WiMo社とのコンタクトや返送方法のご案内など、お手伝いさせていただきます。


使用環境について

Linuxでは動作するのか?

vna/Jの開発者はLinux上での新規開発をやめ、サポートを行わない旨をユーザーズガイドに記していますが、当ショップにてUbuntu 16.04LTS上でのminiVNA PROとvna/J Ver.3.1.22の組み合わせ、およびUbuntu 18.04LTS(Javaは10.0.2)上でのminiVNA PROとvna/J Ver.3.2.9での基本的動作を確認しています。日本語も表示されます。vna/Jの"J"はJavaを意味します。Javaのランタイム環境と仮想COMポートが備わっている環境では、基本的にvna/Jとの組み合わせで利用できるはずです。

Tinyについて、メーカーサイトにも掲載されておりますこちら。仮想COMポート使用に関する権限設定が必要となる場合が多いようです。その他、詳細は個別にお問合せください。


遠隔で使用もしくはLAN経由で共用したい。USBデバイスサ-バ経由で使用できるか?

当ショップとして動作保証するものではありませんが、一般論としては動作すると考えられます。

miniVNAでは、測定そのものはminiVNAの中で完結しており、PCとの間では仮想COMポートを用いた測定結果のシリアルデータ転送を行っているのみです。また、シリアル通信コントローラとして広く使われているFTDI社のチップを用いています。したがって仮想COMポート経由での通信をサポートするUSBデバイスサーバでの使用は可能と考えられます。

実際、当ショップ店主が私用するアイオーデータ社製のUSBデバイスサーバ経由では、PRO、PRO2、Tinyとも動作いたします。

USBデバイスサーバ経由でのUSBデバイス使用の一般論になりますが、まずはUSB直結でminiVNAが動作するよう各PCの環境設定を行ってください。 また、デバイスサーバの電源容量に留意ください。これも一般論になりますが、接続を変更した際には、不要な仮想COMポートは削除するようお願いいたします。


複数台で同時に測定したい。1台のPCで複数のminiVNAを同時に使用することはできるか?

これも、当ショップとして動作保証するものではありませんが、使用できると考えられます。ただし、1つのvna/Jに接続できるminiVNAは一台ですので、vna/Jを複数起動して、それぞれにminiVNAを一台ずつ接続してください。vna/Jに接続されているminiVNAとCOMポートはvna/Jの画面最下行に表示されますので、測定に際しては、取り違えないようご注意ください。

コマンドレベルでのインタフェースはないのか?

vna/Jには、ヘッドレスアプリケーションと呼ばれるコマンドレベルでのインタフェースがございます。測定開始・終了周波数、測定ステップ数などをパラメータとして指定し、CSV、XML、XLSファイルなどで結果を得るものです。自動測定に応用できます。詳細はこちらのマニュアルをご参照ください。 こちらからインストール・具体的使用法をご確認ください。

Raspberry Piと組み合わせて使用することは可能か?

海外で事例がございます。vna/J開発者のサイトのこちらのページをご参照ください。ただし、当ショップで検証・内容の精査は行っておりませんので、詳細についてはvna/Jの開発者、もしくはこのページに記載されている本人に、直接ご確認ください。

機能

アンテナアナライザ、SWRアナライザとして使用できるのか?

アンテナからの反射電力を検知・測定できますので、アンテナアナライザとして使用できます。測定周波数範囲を指定してSWRを測定しグラフに表示します。また、Port Extension機能によりアンテナと本製品との間に接続したケーブルによる位相回転を補正し、アンテナの給電点のインピーダンスを測定できます。なお、本製品はPCやAndroid端末と接続して使用することになります。Port Extensionについてさらに詳しくお知りになりたい場合、店主ブログをご覧ください。


キャリブレーションを行う上での注意は?

キャリブレーションは、miniVNAに通電して数十分経過して、内部温度が定常状態となってから行ってください。Tinyは内部に温度計を有しており、その温度はドライバ情報ダイアログにて知ることができます。

vna/Jでは、キャリブレーションモードを2つ備えており、デフォルトでは、モード2が選択されます。しかし、モード2ではキャリブレーションの測定ステップ数が2000ポイントのため、 miniVNA Tinyでは、キャリブレーション間隔が1.5MHz間隔となってしまい、狭い周波数範囲での測定を行おうとすると、測定結果のグラフが階段状やノコギリ状態になってしまうことがあります。このため、特にTinyではキャリブレーションの測定ステップ数を大きくすることをお勧めします。

一方、モード1では、VNAの測定周波数帯域全域を複数に分割して、キャリブレーションの測定ステップ数を自由に設定することができますが、デフォルトでは、アマチュア無線用の周波数帯域を細かく測定するよう設定されております。業務用でアマチュアバンド以外の周波数帯域を細かく測定するためには、 各ユーザ様の測定対象に応じてキャリブレーションの設定ファイルを書き換えることをお勧めします。テキストファイルですので、簡単に書き換えられます。

miniVNAのケースはプラスチックケースのため、高級機に比べれば、外来ノイズの影響を受けやすくなっております。この影響をさけるため、キャリブレーションは外来ノイズの少ない時間帯、場所で、そしてオーバースキャン(キャリブレーション動作を複数回繰り返して、平均値を取る)をかけて行うことをお勧めします。測定精度が上がるようです。

詳細はvna/Jユーザーズガイド日本語版の「校正の手順」から「校正モード」の項をご覧ください。

複数台ご注文いただいた場合のご注意
複数台でのキャリブレーションファイルの共用はしないでください。キャリブレーションファイルはVNA本体の個体差・経年差異を吸収して測定精度を維持するためのものです。キャリブレーションは一台ごとに行い、そこで作成されたファイルとVNAとの同じ組み合わせで使用するようにしてください。


スミスチャートは表示できるか?

vna/J、BlueVNAとも可能です。


Port Extensionは可能か?

vna/Jでは可能です。ケーブルの物理的長さと波長短縮率を設定して測定面を補正できます。


ダイナミックレンジは?

Tinyの場合、定格では70dB@500MHzです。仕入時の検品ではこの程度の結果は得られております。ただし、3GHz近くになると30dB程度まで低下するようです。DDSの発振出力が低下していくためです。この価格帯の製品ですので、ご理解の上、ご使用願います。


S12,S22は測定できないのか?

vna/JにはSパラメータコレクタの機能があります。デバイスを逆方向に接続して、その測定結果をS12,S22とし、S11,S21の結果とマージして一つの表にすることができます。詳細はvna/Jユーザーズガイド日本語版の「Sパラメータコレクタ」の項をご覧ください。なお、下記にも説明がありますが、マージの関係上、測定周波数範囲、画面サイズを同じ状態に保って測定してください。


SMAコネクタの締め付けトルクは?

特に規定はございません。指で締めてください。トルクレンチなどで大きな力で締め付けるとケースが破損する恐れがあります。


miniVNA Tinyのドライバ情報ダイアログにある「オートキャリブレーション」とは? また1.5mのRG-58ケーブルを接続して行うよう指示されるが、他のケーブルではダメなのか?

反射特性の測定をより正確に行うためのものです。オートキャリブレーションを行わなくてもデフォルト値が使用されるため、開放・短絡・基準抵抗によるキャリブレーションだけでも、測定は可能ですが、行うことをお勧めします。 反対側が開放状態(無接続)となっている1.5m程度の長さのケーブルをご使用ください。厳密に1.5mである必要はありません。また、RG-58と同程度の低損失同軸ケーブルも使用可能です。 なお、キャリブレーションには少し時間がかかり、その間、ダイアログの表示に変化ありませんが、異常ではありません。数十秒お待ちください。


miniVNA Tinyの信号発生器の出力レベルは?

定格上は規定されておりませんが、実測結果がvna/Jの開発者のサイトに掲載されております。周波数が高くなるにしたがって出力が低下していきます。Tinyの信号発生器は「信号が出る」ぐらいにお捉えください。管理された信号源をご所望であれば、各測定器メーカーの信号発生器をお求めになるのがよろしいかと思います。


miniVNA PRO2のドライバ情報ダイアログにある「サンプルレート」とは?

PRO2から新たに加わった機能です。個々の測定ポイントにおける測定時間をこのレート値によって調節できます(相対値)。この値を大きくするほど測定に時間がかかりますが、測定精度があがります。


周波数軸を対数目盛とすることはできないのか?

本件について、vna/Jの開発者のDietmar Krauseとも話をしたことがあります。不可能ではないが、実用的ではないとのことでした。開発作業は彼のボランティアワークです。ご了承ください。

なお、アメリカのアマチュア無線家Dan Maguireが作成したExcelマクロツール"Zplots"を用いると、vna/Jからエクスポートした測定データをZplotsに読み込ませ、周波数軸を対数目盛で表示させることができます。また、測定データをいろいろな形で分析・表示させることができます。vna/Jユーザーズガイドの"Zplotsエクスポート"にも記載がありますが、詳細はお問合せください。

miniVNAはリニア掃引のみとなっているため、周波数軸を対数目盛とした場合、低い周波数帯で測定箇所の間隔があいてしまい、グラフが直線的に見えることになります。お気になさる場合、測定をいくつかの周波数帯域に分割して行ったうえで、エクスポート結果をマージするなどの対応をお願いいたします。


PDFエクスポートの際、日本語は表示できないのか。

PDFエクスポート機能に日本語フォントを組み込む必要がありますが、日本語のためだけの対応になるため、開発者と相談の上、取りやめました。ご了承ください。


ドライバ情報ダイアログに基準インピーダンスを設定する欄があるが、50Ω以外、例えば放送受信用の75Ω系で使用できるのか。

ご指摘のとおり、vna/Jには基準インピーダンスを設定する欄があります。これについても開発者に確認したことがあります。ずいぶん前に設けた機能だが、検証していないので使用を勧めない("it is not good idea.")とのことです。

実はvna/Jで基準インピーダンスを75Ωに設定して、75Ωの基準抵抗を用いてDUT端子にてOSLキャリブレーションをとると、一見動作するように見えます。しかし、miniVNAのDUT、DET端子の入出力インピーダンスは50Ωのままであり、その先に75Ωの同軸ケーブルを接続するとミスマッチにより反射が生じます。これによる測定への影響は当ショップでも検証したわけではございません。

50Ωと75Ωの変換パッドを用いた場合は測定できると思いますが、一般に市販されている変換パッドは約6dBの挿入損失があります。この挿入損失の考慮、さらには測定値の読み替えなども必要かと思います。


校正は行っていないのか?

メーカーのminiRadioSolutons、総販売元のWiMo、当ショップとも行っておりません。実用上、十分な精度を有していますが、本品はアマチュア向け測定器が起源です。ご了承ください。なお、定期的にキャリブレーションを行うことをお勧めいたします。


エラー・トラブルシューティング

測定やキャリブレーション中に、処理が止まってしまったが?

まれにminiVNAとPCの間で通信エラーを起こすことがあるようです。以下のいずれかを試みてください。

(1)vna/Jの場合、メニューバー「アナライザ」から「再接続」を行って接続をリセットし、リトライしてください。
(2)vna/Jをいったん終了させ、miniVNAが使用していた仮想COMポートを削除してVNAを再接続し、仮想COMポートのドライバを再インストールしてください。Winodwsのデバイスマネージャーでメニュー「表示」から「非表示のデバイスの表示」をクリックして、使用していないデバイスも表示させるようにして使用していない仮想COMポートも削除してください。
(3)vna/Jのドライバダイアログにてパラメータ"Open timeout"や"Read timeout"の時間を長くしてください。詳細はドライバガイドを参照してください。
(4)年を経ている場合、USBケーブルの劣化も考えられます。ご迷惑おかけしますが、お手元にある他のUSBケーブルに替えてリトライしてください。

vna/Jは3.2以降、通信廻りのロジックが改良され、エラーが出にくくなっています。古いvna/Jをお使いであれば、最新バージョンの使用をお勧めします。


vna/JがminiVNAを認識しなくなった

上記の(2)や(4)と同様、デバイスドライバやUSBケーブルの劣化が考えられます。デバイスドライバの削除、再インストールを試してみてください。miniVNAを使用するUSBポートはできるだけ同じ場所を使用することをお勧めします。また、製品に添付されているUSBケーブルは製品動作のための最小限の品質となっています。ケーブルの交換で復旧したとの事例もあります。お手数ですが、国内メーカーのブランド品をお試しください。


miniVNA Tinyで、1050MHz・1500MHz付近でスパイク状の波形が観測されることが多い。不良ではないのか?

発振器の切替のため、1045MHzと1500MHzでピークが発生することがありますが、仕様です。ご了承ください。vna/Jでは測定周波数ポイントはウィンドウサイズによって決まるため、ウィンドウの横幅を変えるとピークが消えることもあります。 また、ソフトウェア処理によって表示を抑制することができます。詳しくはminiVNA Tinyドライバガイドの「ピーク抑制」の項をご覧ください。


測定結果をエクスポートすると測定の都度、出力する行数が変わる。

vna/Jでは、測定に際して実際にスキャンしていく周波数はvna/Jのウィンドウサイズによって決まり、その周波数での測定結果がエクスポートされます。したがって複数のエクスポート結果をマージしたり、比較したい場合、測定開始周波数、測定終了周波数、ウィンドウサイズをそろえてください。


vna/Jをバージョンアップしたら動作しなくなった。

vna/Jのメジャーバージョンアップがあった際にキャリブレーションファイルの互換性が保たれないことがあります。バージョンアップの際にアナウンスがあります(下記例ご参照)。お手数ですが、キャリブレーションファイルの新規作成を行っていただきますようお願いいたします。 なお、vna/Jのインストール先フォルダに制約はありませんので、新旧複数のvna/Jを保持して使い分けていただくことは可能です。

アナウンス例:
Please recreate the calibration files, as they are not compatible with previous releases.

他、私ども販売サイドにとっては不本意な確認になってしまいますが、お使いのminiVNAはminiRadioSolutions社の純正品でしょうか。